プラダを着た悪魔/男女問わず"元気"をくれるハイセンスな一作!
今回処方させて頂く作品は、プラダを着た悪魔です。
- プラダを着た悪魔とは
- この作品の用法・容量/効果・効能
- ストーリー
- プラダを着た悪魔の見どころ その1:劇中のファッションがかっこよすぎる
- プラダを着た悪魔の見どころ その2:音楽とカット割のセンスが抜群すぎる
- プラダを着た悪魔の見どころ その3:環境が、立場が人を作る、ということをストレートに描いててやる気が溢れすぎる
- まとめ
プラダを着た悪魔とは
プラダを着た悪魔は、2006年に公開されたファッション誌業界を舞台にした映画です。
それはそれは厳しいカリスマ編集長をメリル・ストリープが、
そんなカリスマ編集長のアシスタントをアン・ハサウェイが演じています。
カリスマ編集長の鬼のようなオーダーを、アン・ハサウェイ演じるアシスタントが試行錯誤しながらこなしていき、スキルを身に着け、女性として、そして一人の社会人としての道を歩んでいきます。
見たあとにはなんとも言えない心地よさが残る、素敵な映画となっています。
この作品の用法・容量/効果・効能
プラダを着た悪魔をご覧になるのであれば、ずばり日曜日の午後、多くの社会人が「あ~明日からまた仕事かぁ」と、いわゆるサザエさん症候群が襲い始めるくらいのタイミングがバッチリです。
「最近、なんとなくやる気が出ない」「エネルギーを注入して、月曜日を迎えたい」そんなときにご覧頂くと、月曜日からシャキッと働けること請け合いです。
ストーリー
大学を卒業し、ジャーナリストをめざしてNYにやってきたアンディ。オシャレに興味のない彼女が、世界中の女性たちが死ぬほど憧れる仕事を手にしてしまった! それは一流ファッション誌“RUNWAY”のカリスマ編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタント。しかし、それは今まで何人もの犠牲者を出してきた恐怖のポストだった! ミランダの要求は、悪魔的にハイレベル。朝から晩まで鳴り続けるケイタイと横暴な命令の数々、その上「センス、ゼロ!!」と酷評され、アンディはこの業界が努力とやる気だけでは闘えないことを思い知らされる。キャリアのためとはいえ、私生活はめちゃめちゃ。カレの誕生日は祝えないし、友達にも愛想をつかされる。この会社で、このままでいいの? 私って、本当は何をしたいんだっけ?
※hulu作品紹介ページより引用
プラダを着た悪魔の見どころ その1:劇中のファッションがかっこよすぎる
ファッション誌の世界を舞台にしていることから、それはまぁ出演者の衣装がめちゃめちゃかっこいいです。
特に、主人公のアン・ハサウェイは最初は野暮ったい格好で面接を受けに行き、アシスタントとして採用されたあとも、同僚にもボスのメリル・ストリープにも、そのファッションセンスについて、けちょんけちょんにダメ出しをくらいます。
しかし、そこから歯を食いしばって仕事をこなしていくことで、ボスや同僚の信頼を勝ち取り、ファッションセンスにも磨きをかけていきます。
もともとめちゃくちゃかわいいアン・ハサウェイが、劇中で更にどんどん可愛くなっちゃうもんで、もうその様子を見てるだけでも元気が出てきます。
プラダを着た悪魔の見どころ その2:音楽とカット割のセンスが抜群すぎる
私は公開当時、この映画を映画館に見に行ったのですが、キレッキレの映像と、バックに流れるKTタンストールのSuddenly I Seeの超絶かっこいい組み合わせに、鳥肌が経ったことを覚えています。
このオープニングをみるだけでも、十分に価値があります。
その他のシーンも、画面を彩る鮮やかなファッションと、音楽のマッチングが絶妙で、見終わった頃には「あれ?なんか私めっちゃセンスよくなっちゃったんじゃないの?」と、知らないうちにセンスがアップグレードされちゃうレベルです(笑)
プラダを着た悪魔の見どころ その3:環境が、立場が人を作る、ということをストレートに描いててやる気が溢れすぎる
劇中、主人公のアン・ハサウェイはどんどん仕事の幅を広げ、人間的にも成長してゆきます。それを可能にしたのは、もちろん主人公の努力によるものなのですが、同じように、いや、下手するとそれ以上に重要なのが、ボスであるメリル・ストリープと仲間たちの存在です。
ちょっと映画とは離れた話題になりますが、教育熱心なママたちが、私立中学の受験が一般的な小学校に子どもたちを入れたがるといいます。
それはなぜかというと、まさに「私立中学の受験に向けて、勉強を頑張るのが普通であるという環境を子どもに与えるため」です。
朱も交われば赤くなる、ということわざのとおり、人は付き合う人によって、善悪どちらにも変化します。勉強を頑張ることが当たり前の環境に入れば、親がいちいち言わなくとも、周りに感化されて子どもは勉強を始めます。
この作品でも、主人公にとって、最初は要求水準が高いことであっても、踏ん張っているうちに、気づけばそれが当たり前の水準になっていく模様が描かれています。
私自身は過去に2度転職をしていますが、たとえばお給料についても、仕事のやり方についても、本当に環境は職場によって千差万別です。残念ながらダラダラ残業が常態化している職場は、誰もそれに疑問を呈さないので、この先も改善しません。
100%満点の職場っていうものにめぐりあう人は、なかなかいません。
でも、もし今の職場での満足度が50%をきっているとしたら、それをたとえば60% 、70%に引き上げるのは、自分の意志と努力で職場(=環境)を変えることで、可能だと思います。
私は自身の転職経験から、それを身を以て体感しています。
受け身ではなく、自らがアクションを起こすことで、自分の人生は切り拓いていける。
そんなストレートなメッセージがこめられた、素敵な作品です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
働く人たちの背中を押してくれる映画、新たな一歩を踏み出す勇気をくれる映画として、オススメの一本です。プラダを着た悪魔、ぜひhuluでご覧ください。
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※本記事は執筆時点での情報をもとに記載しています。
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